ショーカーと呼んでも差し支えないほど美しいドラッグマシン|73年式 日産 フェアレディZ Vol.2

エンジン各部にはメッキが施され、クリーンアップも万全。曇りひとつないこの輝きは、半端な「ショーカー」を凌駕する勢い。

オーナーの堀川洋幸さんは、スーパーオートバックス熊谷店に勤務するメカニック(取材当時)。

そこでこのS30Zは、堀川さんのプライベート・プロジェクトとして、コツコツと熟成を重ねてきた。

マシンの製作は溶接、メッキ加工、コンピューターセッティング以外はすべて堀川さん自身が行っており、まさに「手塩にかけた」という表現がふさわしい1台に仕上がっている。


 エンジンはインジェクション化されたL型ターボで、腰下はオートサービス・ワタナベのピストン、コンロッド、クランクを使用。

そこに組み合わされるタービンは、ビッグパワーに対応するT51R BB。サージタンクとエキマニはワンオフで製作してセットした。

このエンジンが発生するパワーは何と850㎰、トルクが85kg/mという驚異的なもので、ドラッグレースの世界でL型ターボがまだまだ一線級の戦闘力を持っていることを証明している。





足回り交換に伴いトレッドがワイドになったので、ハミ出した太いドラッグスリックはセミワークスフェンダーでカバーして、見た目を整える。




タービンは1000㎰にも対応するビッグシングルのT51RBB。


インジェクション化に伴い、RB26型エンジン用クランクセンサーを装着して回転を拾う。これもフルメッキでカスタム済み!



細部に渡るメッキワークもこのS30Zの見所だが、なんとオートメーター&シフトライトまでメッキ化! 徹底したこだわりだ。



リアに移植されたR33スカイラインGT-Rのサスペンション一式。装着にはかなり苦労したとか。


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Nostalgic SPEED vol.003 2014年 3月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Takayoshi Suzuki/鈴木貴義 photo:Akio Hirano/平野陽

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