ビッグタービンで最強エンジンへ トヨタ スープラ 3.0 GT ターボ A 1

       
88年の夏、トヨタがスカイラインGTS-Rに対抗するグループAホモロゲモデルとして送り出したスープラ・ターボA。500台限定の最高出力270psモデルは、当時ブッチリぎりで国内最強の座を勝ち取った。

 鈴鹿初開催のF1日本GPとともに盛り上がる全日本ツーリングカー選手権。そのグループAカテゴリーのホモロゲーションモデルとして、88年に500台限定で販売されたのが、スープラ・ターボAだ。

 それまでソアラと70スープラに搭載されていた7M‐GTEエンジンは、改良を受けて270psまでに進化。その1年前に登場したスカイラインGTS‐Rが、わずか210psのホモロゲモデルだったから、ターボAの登場はGTS‐Rの存在すらブッチぎる大ニュースだった。
スープラウインドウスープラヘッドライトスープラホイールスープラホイールアップ

掲載:ノスタルジックヒーロー2010年11月号増刊 ハチマルヒーロー vol.14(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text&photo:Toshio Noguchi/のぐちとしお

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