510レーサーのDNAを引き継いだストリート仕様の快速ブル|快適旧車カスタム|ブルーバード1400DX Vol.3

       
この510はエンジンチューンが特徴的だ。510のチューニングというとパワーを求めてL18型やL20型へ載せ替えるのがポピュラーだが、あえてストックのL14型をベースとする1811cc仕様を搭載。ブロック載せ換えに掛かる手間とコストを省きつつ、結果的に1.8Lの排気量を手に入れることで、ストリートでは充分な速さを実現している。走りの面でもコスト面でもバランスの取れた、無理のない仕様が魅力的な1台だ。

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マロリーのデスビで点火を強化。同じくマロリー製のCDIも装着している。



シンプルかつクリーンなインテリア。特徴的なステアリングは、ロータス26R用のレプリカモデルを流用している。追加メーターは全てDefiで統一。


この510オーナーは何とこの2ドアセダンが5台目。アメリカ留学経験を生かし、海外のサイトから日々510に関する情報を積極的に集めているとか。

Nostalgic SPEED vol.002 2013年 11月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text : Takayoshi Suzuki/鈴木貴義 Photo : Akio Hirano/平野陽

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