末永く乗り続けるためのリフレッシュ。クラシック・ボルボを愛する人のために|ボルボ クラシックガレージ Vol.1

ボルボクラシックガレージのバックヤードには、リフレッシュを待つベースカーが多数。

●ボルボ クラシックガレージ

2016年にクラシックガレージを、ボルボ・カー東名横浜内に設立 

スウェーデンの自動車メーカーであるボルボは、人とクルマの安全を第一に考え、3点式シートベルトを始めとした、さまざまな安全装備をいち早く開発・装着したことで知られている。 

 1927年に「ヤコブ」と呼ばれる乗用車を製造したことで、自動車メーカーとしての歩みをスタートさせたボルボ。安全性が高く、堅牢性に優れた小型ファミリーカーを中心に展開。

 後に大型車やトラックなども製造する総合自動車メーカーとなるが、基本的なクルマ造りは、人にやさしく社会と調和し、北欧家具のように長く親しまれる存在であることに変わりがない。

 だからこそ、本国では、長く愛用するオーナーが多く、平均寿命は22年以上というデータもあるほど。そのため、年数が経過した古いボルボ車でも、多くの部品が揃い、基本的にはディーラーでの修理対応が可能なのだ。



関連記事:これ全部お皿なんです! 歴代GT-Rのテールランプが美濃焼の豆皿セットに!

 そんな背景を備えるボルボは、日本においても、本国同様に長く乗り続けているオーナ―がたくさんいる。しかしながら、ディーラーにおけるクラシック・ボルボの修理対応は十分とはいえなかったのも事実。

 そこで、こうしたクラシック・ボルボのオーナーや、古いボルボ車を愛し、これから所有したいというファンの声に応える形で、ボルボ・カー・ジャパンは、2016年、クラシックガレージを、東京都町田市のボルボ・カー東名横浜に併設する形でオープンさせた。

 クラシックガレージで手がけるサービスは、古いボルボ車の車検や修理のほか、内外装やメカニズムを全体的に仕上げるサービスも行っている。これは、いわゆるフルレストアとは少し違っていて、ビス1本までピカピカに仕上げるというものではなく、これからも安心して末永く乗り続けるためのリフレッシュという位置付けだ。

 オーナーと相談したうえで、交換が必要な部品は交換し、そのまま使い続けられるものは点検をしてそのまま使うなど、臨機応変に対応しているのだ。


クラシックモーターショー「ノスタルジック2デイズ」に出展した際のボルボブース。
新型S90とともに、90年代の960、240、780などのモデルを展示し注目を集めた。





幕張メッセで行われたオートモービルカウンシルでもブースを出展。
こうしたイベントへの出展を通じて、クラシックガレージの存在と、その仕事の質が広く理解されるようになっている。
出品された商品化車はすぐに売れてしまうほどだという。



VOLVO KLASSISK GARAGE/ボルボ・クラシックガレージ
店舗は、2019年に新装オープンを果たした、ボルボ・カーズ東名横浜内に設置されている。
東名高速の横浜ICからすぐ。設立当初は1レーンだった専用ガレージを2レーンに増設し、スタッフも増員。
多くのユーザーの依頼に対応している。
クラシック・ボルボにお乗り、または興味があるという方は一度足を運んでみることをおすすめする。

住所:東京都町田市南町田5-9-18(ボルボ・カーズ東名横浜店内)
定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00-19:00
TEL: 042-796-1190 
HP:https://klassiskgarage.vc-tokyo.jp/


掲載:ノスタルジックヒーロー 2019年10月号 Vol.195(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:NostalgicHero/編集部 photo:Ryota Sato/佐藤亮太

RECOMMENDED